記事 · 2026-10-22 更新

防災の備蓄リスト(家族の人数×日数で量を決める)

防災の備蓄は「人数×日数」で量が決まります。水は 1 人 1 日 3L、最低 3 日分・できれば 1 週間分。食料・簡易トイレ・カセットボンベなどの量の目安と、家族の人数別の早見表をまとめました。この記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。

この記事のポイント

  • 飲料水は 1 人 1 日 3L、最低 3 日分・できれば 1 週間分が国の目安
  • 食料は 1 人 1 日 3 食×日数。ふだん食べる物を多めに買う「ローリングストック」で回す
  • 簡易トイレは 1 人 1 日 5 回を目安に、水より先に足りなくなりやすい
  • 量は人数×日数で計算すると迷わない(計算機で一度に出せる)

防災の備蓄リストを作るときにいちばん迷うのは「どれだけ買えばいいか」です。答えは単純で、必要な量=家族の人数×日数×1 日に使う量です。このページでは、国が示している目安(飲料水は 1 人 1 日 3L、最低 3 日分・できれば 1 週間分)をもとに、水・食料・簡易トイレ・熱源など、何をどれだけ用意すればいいかを家族の人数別にまとめます。計算が面倒なら、防災の備蓄の計算機に人数と日数を入れると一覧で出せます。

防災の備蓄は「持ち出し用」と「家に置く用」に分ける

備蓄は大きく 2 つに分かれます。

  • 持ち出し用:避難所へ逃げるときに背負うリュック。1〜2 日分の水・食料・ライト・充電器・常備薬など。重すぎると逃げられないので、大人で 10kg 前後までが目安です
  • 家に置く用(在宅避難用):家が無事で、家にとどまって暮らすための備え。水・食料・トイレ・熱源などを 3 日〜1 週間分

市販の防災セット(防災リュックのランキング)は持ち出し用です。家に置く用は、ここから先の量の計算でそろえていきます。

家族の人数×日数でみる備蓄の量の早見表

下の表は、1 人 1 日の目安から計算した量です。水と簡易トイレの回数は公的な目安、食料・ボンベは一般的な例です。

人数 日数 飲料水(1 人 1 日 3L) 食事(1 人 1 日 3 食) 簡易トイレ(1 人 1 日 5 回) カセットボンベ(例)
1 人 3 日 9L 9 食 15 回分 2〜3 本
1 人 7 日 21L 21 食 35 回分 5〜6 本
2 人 3 日 18L 18 食 30 回分 3〜4 本
2 人 7 日 42L 42 食 70 回分 6〜8 本
4 人 3 日 36L 36 食 60 回分 4〜6 本
4 人 7 日 84L 84 食 140 回分 9〜12 本

カセットボンベは、1 本で強火なら 60 分ほど使える製品が多く、お湯を沸かす・温める程度なら 1 人 1 週間で 6 本ほどという目安がよく使われます。料理の仕方で大きく変わるので、目安として考えてください。

水の備蓄:飲む水と生活用水は分けて考える

1 人 1 日 3L は飲む・調理に使う水の目安です。2L のペットボトルなら 4 人家族の 1 週間で 42 本、6 本入りの箱で 7 箱になります。置き場所が足りないときは、長期保存水(5〜10 年保存できるもの)を少しと、ふだん飲む水を多めに買って回す方法を組み合わせます。長期保存水の価格は保存水のランキングで比べられます。

トイレを流す・体をふく・食器を洗うといった生活用水は別に要ります。お風呂の残り湯をためておく、ポリタンクを用意しておくなどの方法があります。断水が続くと、飲む水より生活用水の方が先に困ることも多いです。

食料の備蓄:主食・おかず・すぐ食べられる物をそろえる

食料は「1 人 1 日 3 食×日数」で数えます。中身は次のように分けるとかたよりません。

  • 主食:アルファ米・パックご飯・乾麺・パン(缶詰パン)など
  • おかず:缶詰(魚・肉・豆)・レトルトカレー・レトルトの丼の具など
  • 火を使わずに食べられる物:栄養補助食品・ビスケット・ナッツ・ドライフルーツ
  • 飲み物・栄養:野菜ジュース・スポーツドリンク・粉のスープ

非常食の専用品は保存期間が 5 年前後と長いぶん、価格は高めです。非常食のランキングで、1 食あたりの価格も見ておくと選びやすくなります。

ローリングストックで期限切れを防ぐ

ふだん食べている物を少し多めに買い置きし、古い物から食べて、食べた分を買い足す方法を「ローリングストック」と言います。農林水産省も家庭での備蓄の方法として紹介しています。何をいくつ置いて、月に何個食べて買い足すかは、ローリングストックの計画表で決めておくと続けやすくなります。

トイレ・衛生用品の備蓄:水より先に足りなくなる

大きな地震のあとは、水が出ても配管が壊れていることがあり、トイレを流せないことがあります。簡易トイレ(凝固剤と袋)は 1 人 1 日 5 回を目安に、4 人家族の 1 週間なら 140 回分です。思ったより多いので、早めに数をそろえておきましょう。

そのほかの衛生用品の例です。

  • ウェットティッシュ・からだふきシート
  • ゴミ袋(45L・大きめ)と消臭袋
  • 生理用品・紙おむつ・おしりふき(家族に合わせて)
  • 歯みがきシート・マスク・手指の消毒液

熱源・明かり・電気の備蓄

停電が続くときに困るのが、温かい食事・夜の明かり・スマホの充電です。

困ること 備えの例 量の目安
温かい食事 カセットコンロ+ボンベ 1 人 1 週間で 6 本ほど(例)
夜の明かり LED ランタン・懐中電灯 部屋に 1 つ+1 人 1 つ
スマホの充電 モバイルバッテリー・ポータブル電源 家族の台数×日数で考える
情報 電池式・手回しのラジオ 1 台

電池は使う機器に合わせて単 1〜単 4 を用意し、ポータブル電源の容量はポータブル電源の容量の計算機で家電ごとに計算できます。

備蓄をそろえる順番と置き場所

一度に全部そろえるのは大変なので、次の順で少しずつ足すのがおすすめです。

  1. 水 3 日分と簡易トイレ 3 日分
  2. 火を使わずに食べられる食料 3 日分
  3. 明かりとスマホの充電
  4. カセットコンロとボンベ
  5. 7 日分へ増やす(ローリングストックで)

置き場所は 1 か所にまとめず、玄関・寝室・車の中などに分けると、家の一部が使えなくなっても取り出せます。自治体によっては、地域の危険(浸水・土砂など)に合わせた備えをまとめたハザードマップや防災ガイドを配っているので、住んでいる市区町村の情報も確かめてください。

関連するランキング

楽天市場の価格・口コミ(毎日更新)

保存水(長期保存水)おすすめランキング

20 位まで見る →

非常食セットおすすめランキング

20 位まで見る →

防災セット(防災リュック)おすすめランキング

20 位まで見る →

よくある質問

備蓄は何日分あればいい?

国や自治体は最低 3 日分、できれば 1 週間分を呼びかけています。大きな地震では物流が止まり、店に物が戻るまで日数がかかることがあるためです。まずは 3 日分をそろえ、少しずつ 7 日分に増やすのが現実的です。

防災セットを買えば備蓄はいらない?

市販の防災セット(防災リュック)は、避難所へ持って行く「持ち出し用」が中心で、水や食料は 1〜3 日分ほどのものが多いです。家にとどまる在宅避難のための備蓄は別に用意します。

ペットの分も入れるべき?

はい。ペットのフード・水・トイレ用品は避難所や配給で手に入りにくいので、5 日分以上を目安に別に用意しておくと安心です。量は種類と体の大きさで変わるので、かかりつけの獣医さんにも確かめてください。

出典・参考

ほかの記事

記事の一覧