記事 · 2026-10-22 更新

簡易トイレの備え方(何回分いるかの計算)

災害時の簡易トイレは 1 人 1 日 5 回が目安。家族の人数×日数で何回分いるかの早見表と、凝固剤タイプ・組み立て式の違い、使い方・保管のポイントをまとめました。この記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。

この記事のポイント

  • 簡易トイレは 1 人 1 日 5 回を目安に、人数×日数で数える
  • 4 人家族の 1 週間なら 140 回分。思ったより多いので早めにそろえる
  • 便器に袋をかぶせて使う「凝固剤タイプ」が家の備えの基本
  • 使ったあとの袋の置き場所と消臭も考えておく

簡易トイレの備えは、防災の準備の中でつい後回しにされがちです。けれど大きな地震のあとは、水や食料より先にトイレに困ったという声が多く聞かれます。このページでは、簡易トイレが何回分いるかの計算と、種類ごとの違い、使い方と保管のポイントをまとめます。家族の人数と日数を入れれば、防災の備蓄の計算機で回数を一度に出せます。

なぜ簡易トイレの備えが必要なのか

地震のあと、家のトイレが使えなくなる理由は断水だけではありません。

  • 断水:水が出ず、流せない
  • 配管・下水道の損傷:水が出ても、流すと詰まる・逆流する
  • 停電:マンションでは水をくみ上げるポンプが止まり、水が出なくなることがある

見た目は無事でも、配管の中で壊れていることがあるため、安全が確かめられるまではトイレに水を流さず、簡易トイレを使うのが基本です。トイレを我慢して水や食事を控えると、体調を崩す原因にもなります。

簡易トイレは何回分いる?家族の人数×日数の早見表

トイレの回数は人によって違いますが、1 人 1 日 5 回がよく使われる目安です。

人数 3 日分 7 日分 14 日分
1 人 15 回分 35 回分 70 回分
2 人 30 回分 70 回分 140 回分
3 人 45 回分 105 回分 210 回分
4 人 60 回分 140 回分 280 回分
5 人 75 回分 175 回分 350 回分

市販の簡易トイレは 30 回分・50 回分・100 回分などのセットが多いので、表の回数より少し多めになるように選びます。小さな子どもや高齢の家族がいる場合は回数が多くなることもあるので、余裕を持たせてください。

簡易トイレの種類と違い

種類 使い方 向いている人
凝固剤タイプ(便器に袋をかぶせる) 家の便器に袋を付けて、用を足したら凝固剤をかける 家の備えの基本
組み立て式の便座つき 段ボールや樹脂の便座を組み立てて袋を付ける 便器が使えない・車中泊
携帯トイレ(吸水シート入りの袋) 袋の中で用を足し、吸水材で固める 持ち出し・車・外出先

家に置く分は、1 回あたりの価格が安い凝固剤タイプをまとめて用意し、持ち出し用と車には携帯トイレを数回分入れておく、という組み合わせが使いやすいです。簡易トイレのランキングで、回数と価格、口コミを比べられます。

簡易トイレの使い方

凝固剤タイプの一般的な使い方です。製品によって違うので、必ず説明書を確かめてください。

  1. 便器のふたを上げ、便座を上げる
  2. 大きめのごみ袋を便器にかぶせる(下の袋。汚れ防止)
  3. 便座を下ろし、その上から処理用の袋をかぶせる
  4. 用を足したら凝固剤をかけて固める
  5. 処理用の袋だけを外して口をしっかり結び、ふたつきの容器に入れる

下の袋を付けておくと便器が汚れにくく、処理用の袋だけを替えればよいので、袋の数も少なく済みます。

消臭と、使ったあとの袋の置き場所

数日分の使用済みの袋は、においの対策が大事です。

  • 消臭袋(防臭袋)に入れてから捨てる
  • ふたつきのごみ箱やバケツにまとめる
  • 直射日光の当たらない場所に置く

自治体によって、災害時のごみの出し方や収集の再開の時期は違います。住んでいる市区町村の案内に合わせてください。

簡易トイレのほかにあると助かる物

トイレまわりで、簡易トイレと一緒にそろえておくと助かる物です。

  • トイレットペーパー:ふだんより多めに買い置きしておく(ローリングストックで回せる)
  • ウェットティッシュ:手を洗う水がないときの手指の清潔に
  • 手指の消毒液:トイレのあとと食事の前に
  • ゴム手袋・使い捨て手袋:袋を外すとき・片付けのときに
  • ヘッドライト:夜の停電中でも両手が使える
  • 小さな目隠し・ポンチョ:避難所や車の中で用を足すとき

特に夜の停電中は、トイレまでの通り道が暗くて転びやすくなります。トイレの近くに明かりを置いておくと安心です。小さな子どもがいる家は、子ども用の補助便座が使えるかも一度試しておきましょう。

簡易トイレの保管と見直し

簡易トイレは場所をとらず、食料と違って毎日使う物ではないので、まとめて保管しておけます。

  • トイレの近くの収納に置いておくと、すぐ取り出せる
  • 箱に購入日と保存期間を書いておく
  • 年に 1 回、防災の日(9 月 1 日)などに数と期限を見直す

トイレの備えは、水や食料と一緒に考えると漏れがありません。家族の人数×日数で、水・食料・トイレの量をまとめて出すなら防災の備蓄の計算機、全体の考え方は防災の備蓄リストと在宅避難の準備を見てください。

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よくある質問

断水しても、お風呂の残り湯で流せば大丈夫?

水を流せても、地震で建物の配管や下水道が壊れていると、詰まりや逆流の原因になります。自治体や管理会社が「流してよい」と案内するまでは、便器に袋をかぶせて簡易トイレを使うのが安全です。

簡易トイレの保存期間は?

製品によって違いますが、凝固剤は 5〜15 年ほどの表示が多いです。買ったら箱に購入日を書き、表示の期限が近づいたら買い替えます。

使ったあとの袋はどう捨てる?

災害時のごみの出し方は自治体が決めます。収集が再開するまでは、ふたつきの容器や厚手の袋に入れて、においが漏れないように保管するのが一般的です。住んでいる市区町村の案内を確かめてください。

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